一経営者の四方山話

個人的に関心を持っているイシューについて考えたことを書いています。経営、経済、文化、学問など多岐に渡ります。

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則というと、私にとっては「仕事というのは、時間があるだけ増える」、だから「役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続ける」という内容で記憶しているのだが、それ以外に調べてみて考えさせられたのが:
「(一人の求人枠について)完璧な広告を出した場合には、たった一人の応募者しかない。したがって、2人以上の応募者が現れた場合には、提示金額が高すぎたのだ。」

どこまで潜在層にリーチできる媒体かとか何回露出したかとか細かいイシューがあることはあるが、確かに、一人の枠に100人も応募が来るような募集要項は採用担当者の事務を増やすだけだ。


以前、スウェーデン系家具インテリア大型店で働いている時に、スウェーデン人の幹部から聞いた話。「店舗を新しくオープンする時に400人採用しないといけなかったが、応募が4,000人来た。それらの履歴書の山を半分に割って捨てて、残りの半分の履歴書だけを見て次のステップへ進んだ。君も捨てられる半分の側にいるような幸運が付いていない人を採用したくないだろう?」と言われたという話。そんな考え方ってありかぁ!?